久しぶりにギニアに長電話。
ギニアに固定電話があるのか知らないけど、かける時はいつも
携帯電話宛にかけるので、相手が外に居ると雑音が酷くてまともに
話せない。
聴き取り難いのでお互い大声になり、何だか喧嘩しているみたいで
イライラする。
(街中を、公衆電話業として固定電話持って歩いてる電話屋さんは
居るが、あれがどうやって何の回線を使って話せてるのか謎…)
でも今日は相手が運良く家の中に居たのと、国際電話カードを
購入したばかりで度数に余裕があったので、総まとめに喋りまくる。
相手は、アミナタとクルマンケね。
アミナタは姪の、日本で言うお葬式があり、キンディアと言う村まで
遠出する所だった。
帰宅は12月11日以降の予定。
電波が無いそうなので、電話をする方はご注意下さい…って
あまりする人はいないかな?
アミナタとの会話はほぼ100%スス語。
クルマンケと話す時、私は90%スス語、5%ずつ日本語とカタカナ適当仏語を、
彼は100%ギニア人の仏語を話す。
(仏語が解らない私でも、カタカナ発音なので何とか聞き取れるレベルだけど…)
スス語べらべらなのに… ヾ( ̄ε ̄ )ノ" スス語喋ってよ~
割合を出したところで私の会話レベルは酷いものなんだけど、
二人とは付き合いも長いので、私の言いたい事を何となく感じ取って
理解してくれてると思う。
言葉なんて大雑把なところはどうとでもなる。
要は伝えようとする意欲と気持ちだと思う。
あとは、伝える相手が理解してあげようと言う寛大な心の持ち主であれば
尚イイネ。
クルマンケはスス語も話すけどマリンケ族。
私はマリンケ語は良く解らないのでたまに教えて貰うんだけど、
今日のマリンケ語はこちら、
【しあさって】
因みに、スス語では、【ティナ ボラ カンビー】と言う。
「カ」の発音は喉の奥から「ハ」と言う発音に近い。
「ティナ」は「明日」の意味。
「ボラ」が付くと「明後日」の意味になり、「カンビー」は一語で
「後ろ」を意味する言葉。
「明後日」の「後ろ」なので「しあさって」となる。
アミナタDVDのギネファレでも言ってるから、持ってる方は見つけてみてね
d(・∀・)発売中ダヨ~
因みに「ボラ」単独は解らない…
で、しあさってには又電話出来るかもって言いたくて、マリンケ語を
教えて貰った。
【シニ ケンレ コ】
コォォォォォッ!? Σ(`o´ ;)
スス語の「カンビー」が「コ」一文字な事にハマってしまった…
「シニ」は「明日」と言う意味。
それ位しか解らないけど、「コ」って… 今度、マリンケ語も注意深く聞いておコ。
ところで、日本人の中で良く聞くマリンケ語?バンバラ語?が最近気になってる。
【アニソゴマ】
挨拶の言葉らしい。
マリンケ語をスス語程は知らないけど、挨拶はやはり基本だから
それだけは何とか言える。
私が習ったマリンケ語でこれに似ているのが、午前中の挨拶(相手複数形)の言葉で、
【アイ ソーマ】 (スス語は【ウォ ケナ】)
「アイ」 (スス語は「ウォ」) は話す相手が複数形の「皆さん/あなた達」
を意味する。
「ソーマ」は「朝」の事 (スス語はケナではなく「ゲセゲ」) 。
聞いてみたら、
「うん、言うよ。同じ意味。」
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ ソナノ???
よくよく確かめたら、サンカラン、バランドゥグ、シギリなどの土地で言う
方言の様な言い方らしい。
そうそう、マリンケ語で猫の事を【ニャンコマン】と言うのも、シギリや
クルサ地方の言い方らしい。
(その他、スス語でも【ニャーリー】と言います。)
私的には、ギニアで皆が猫の事を
ニャンコマン!(=①ω①=)☆
って呼んでたらもっともっと親しみ持てるな。
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